第4回、ベトナム女子奮闘記ー「浜松まつりへようこそ!」

   

   ● 日本で新型コロナウイルスが蔓延してから3年が経ち、年間の大きなフェスティバル活動のほとんどが中止になった。したがって、今年のフェスティバルは、新型コロナウイルス感染症のそれほど危険でなくなり、現在の生活に影響を与えなくなった時点で、再び開催されるようになった。

  浜松市のお祭りの賑やかな雰囲気を楽しむのは4年ぶり2回目です。4年前のこの時期は、私が日本に来たばかりなので、私にとってはとても印象的で有意義で思い出に残る休日となりました。このフェスティバルは5月3日から5日までの3日間開催されます

  

   

  ★ 祭り当日の朝から凧揚げ大会が開催されます。凧は初子を祝い、幸運を祈るために空高く揚げられます。子どもたちの健やかな成長を願って、地域みんなで祝いあうもの。浜松まつりの特徴のひとつは、「都市まつり」ということ。東京の天下祭りや京都の祇園祭と違って、神社仏閣の祭礼とは関係ない"市民のまつり"なのです。

浜松まつりの始まりは、一説によると今からおよそ450余年前の永禄年間(1558~1569年)に、当時の浜松を治めていた引間城主の長男誕生を祝って城中高く凧を揚げたことが、凧揚げの起源であると言われていますが、記録としては定かではありません。凧の模様にはそれぞれ異なる意味があり、よく見るととても大きな凧で、丁寧かつ繊細に作られているのが分かります。凧が高く揚げと歓声が上がり、太鼓やラッパの音が賑やかになって、とても楽しかったです。

    

    ★ 夕方になると、祭りの舞台は中由島の凧揚げ会場から御殿屋台引き回しが行われる市の中心部に移動します。宵闇が迫る午後6時半、メインとなる鍛冶町通りに竜や獅子、風神雷神など各町自慢の彫刻を施した御殿屋台が次々に登場しました。

   屋台の上でお囃子を奏でるのは、町ごとに揃いの衣装を身にまとい、ほんのり可愛らしくお化粧をした子供たちが中心。笛や鉦鼓、太鼓など和楽器特有の優雅な音色を響かせ、息の合った演奏で御殿屋台の引き回しに花を華える。今年のお祭りはとても幸せで有意義な気持ちになりました。

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